先日治療目的が「不妊治療」だった方が、
わざわざ妊娠の報告をしにきてくれた。
「不妊治療」は、もちろん保険外診療で診療したのは言うまでもない。
開業して4年たって
こういう機会も、幾度となくあったが、
どうも慣れない。
私が何か治したわけではないからだ。
治したわけじゃないのに感謝されてしまう気恥ずかしさと
新たな生命の息吹に嬉しいのと同居したような感じだ。
治療を開始してから、ちょうど2か月...
初診で約束した期間でもあった2か月...
人が大きく変化するのに最短で3か月...
だからこそ2か月たって、
患者本人が何かしらの体の変化を認められないようじゃなきゃいけない。
それを感じとってもらえているか確認しようとした矢先でもあった。
ポイントは「体温」にある。
体温を上げるために
何をするのが良くて
何をするのが悪いのか
「きづき」が必要だ。
彼女は、きづけたから
新しい命を宿ることができた。
きづく手伝いができて、
とても嬉しい。