いつも行ったお店の評価や感想が中心の院長ブログですが...
たまには真面目なのも...
頭痛の症状に困っている方が当院に相談に来ることがよくあります。
話を聞けば、あまりにも症状が強いので
脳や内臓に問題や異常があると思い悩んで、
MRI検査やレントゲン検査を受けたが、
どこにも異常がないとドクターに言われたんだそうで
どうしたもんかと困っていると...
現にひどい痛みの症状があるのに原因が不明なので首をかしげている。
脳には問題はないから肩こりが原因じゃないかと言われ、
整体で肩をもみほぐしてもらったんだが、
一向に痛みの症状が改善しないのだと...
こういったクライアントは、自分の臨床経験上かなりの数のいます。
結論から言うと、こういったクライアントは、
「首」に問題が起きている場合がほとんどで
痛みの強弱に関わらず、首が直ってしまえば頭痛は軽減、消失します。
クライアントにそのことを伝えると
多くの方が不思議がって、
別に首に痛みも症状もないのになと...
こういうやりとりをすることがよくあるんです。
強い頭痛、ときどき偏頭痛がする方、めまいや吐き氣がする方、
あるいは耳鳴りがすると訴える方の首を診てみると
首の関節に問題が起きているんですね。
「頸椎がぶれる」と表現しているのですが、
頸部の関節の動きが阻害されているため
頸部に「ねじれ」の力学的な作用が生まれちゃっているのです。
これが頭痛の種というわけです。
まいた種が発芽し、立派に育つ前に
種をしっかり取り除くことが大切ですね。
頭痛も本当に痛いとたまらない症状になってしまいますからね。