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院長ブログ

歯を食いしばらない生き方

今回は、歯について

お話しをしたいと思います。

私が歯の連想をするとなると

どうしても思い浮かぶのが、

昔ある歯磨き粉のCMで

「芸能人は歯が命!」というセリフを

俳優の東幹久さんが

満面の笑みで言っていたのを思い出します(^^;;

しかし自分から言わせてもらうと

芸能人だけでなく、自分もあなたもみなさん全員が、

「歯が命」であると言えます。

ちなみに東幹久さんが言っていた歯が命というのは、

歯の白さのことですね。

芸能人は、

見た目が商品価値を左右するんだよ

という意味のキャッチフレーズでしょうからね。

歯の白さももちろん大切なんでしょうし、

どの歯も重要で大切ですが、特に大切なのは奥歯です。

臼(うす)の形をしているので、

奥歯のことを「臼歯」(きゅうし)と呼ぶんですが、

親知らずはカウントせず、

奥から2番目の臼歯の有る無しが、

老化に関係があるというものです。

老化に関係があるということは、

健康寿命に関わることなので、

おさえておきたい情報です。

日本語には「歯を食いしばる」という

表現のしかたが存在します。

「歯を食いしばる」とは、

つらいことや苦しい時に耐え忍び、我慢する意味ですね。

我慢するときは、必要以上のパワーやエネルギーを

使いますから、自然と心と身体に力がはいり、

心身ともに緊張させるので、おのずと

「歯を食いしばって」

我慢しているときもあろうかと思いますね。

昨今のストレス社会の中で、

「歯を食いしばる」ことが癖になっている方が

多く存在するようで、

1つ1つの力はそれほどでなくとも

反復的に歯や歯茎にダメージが加わると、

亜急性外傷におちいります。

これは筋肉やじん帯となんら変わらないわけです。

それほど噛むという行為は、

想像以上に歯や歯茎に負担をかけてしまうのですね。

まずは、自分の歯や噛み合わせに注視して

気をつけてみましょう。

その中でも特に1番力が入るのが、

臼歯の奥から2番目の歯なんですね。

裏を返せば、

この歯を抜歯してしまった方は、

奥歯を噛みしめることができない分

身体に力が伝わらなくなります。

年をとったから、身体に力が入らなくなったのではなく、

奥歯を噛みしめることが

できなくなったからじゃありませんか?

なのでまだ臼歯が有る方は、

大事に使っていきたいところです。

もう抜歯してしまった方は、

自分ができる範囲で

入れ歯や差し歯など、

違和感なく噛める状態にしたほうが良いです。

ぜひとも信頼できる歯医者さんに相談しましょう。

歯を食いしばることを意識的に

コントロールできない方は、

まずは、副交感神経が優位に立つよう

日常生活を見直してみましょう。

時として歯を食いしばるような事がある...

それも人生なんでしょうが、

目指すは、歯を食いしばらない生き方ですね。

こころ鍼灸整骨院

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